【自治会イベント】
以前も書きましたが、先輩の自治会イベントが毎月第3日曜日に実施して
います。前回は2年ぶりに参加して、かき氷の手伝いを行いました。
その時に、数年前に作った音響機器の収納ラックへ追加パーツの作製依頼
があり、先日作りました。(取り付け確認は18日です)
更に追加依頼が来ました。
この記事を書いているのは17(土)です。
【個別依頼?】
依頼内容は、以前私が出品して販売していた「赤山椒・青山椒・黒七味」を
ケース付きで作っていました。山椒は粒から挽いて薄皮を取り除いて作り、
黒七味は黒ゴマを焦がさぬように煎りながら香りを立ててオリジナルの
ラベルまで貼って出品したらほぼ完売でした。
凄く手間が掛かるので出来れば自分用以外では作りたくない。
しかし、沢山で無くていいのでいくつか作って出品して欲しいとのこと。
連絡をくれた自治会の方が個人的に欲しいからとしか思えませんでした。
【ケースは1つだけ】
前回は、全て専用ケース付きで10セットほど作り、ほぼ完売。
1セット500円(税込)だったせいか好評でした。
今回はケースは1つだけ作り、後はバラで販売します。
更に、黒七味は時間が掛かるので、山椒の2種類のみ。(赤、青)
赤山椒は花山椒とも言われ、痺れる刺激で麻婆豆腐などにおススメしています。
青山椒はスーッと鼻に抜ける感じで、私は酢と合わせて餃子に使います。
今回がまた完売する保証はありませんが、各5本ずつ程度作ってみます。
【ケース作り】
ケースは、簡易的にMDF材で作ります。
歪みや反りの少ないMDF材ですが、少し余裕を持って+1~2㎜で加工します。
最後に研磨して調整して仕上げます。
【接着】
各パーツをボンドとピンタッカーで固定していきます。
角を合わせてボンドで接着してから、ピンタッカーで補強します。
乾いたら、ピンタッカーで補強。この時点で少しズレています。
想定の範囲内なので、問題無し。仕上げはまだ先です。
【ひと手間】
ここで、見えない部分ですが、ひと手間追加します。
更に、容器を収納するための穴を開けた板を作り、貼ります。
穴を開けた板を、先ほどの小さい板の上に乗せて固定しました。
これが乾燥すれば、ほぼ完成ですが、最後の仕上げとして全体を研磨して、
蓋を作って完成です。
【全体の研磨】
ピッタリのはずが、微妙なズレがあるので、外側を研磨して均します。
塗装はせずに、蜜蝋仕上げを予定しています。
下の画像は、底の画像です。少し隙間が空いてしまったので、
ボンドを少量入れて、研磨した粉と混ぜてパテの様にして埋めています。
【蓋も作ろう】
本体はほぼ出来たので、次に蓋を作ります。
本体を板に当てて採寸します。
蓋の裏側に、板の厚み分小さくした板を貼って、ガタつかない蓋にする
はずが・・・ギリギリの設計にも関わらず、丁寧に研磨し過ぎた?
容器を入れると、蓋が閉まらない。2㎜ほど研磨し過ぎたようです。
急遽、板の厚みを薄くして対応します。
乾くまでの間に、全体を蜜蝋を塗っていきます。
【最後の仕上げ】
久しぶりに蜜蝋WAXの登場です。
内側は蜜蝋の臭いが山椒の香りを邪魔するのが嫌なので、敢えて塗りません。
これで完成です。
でもこれでは、まだ完成では無いです。
見ての通り、「面取り」を忘れています。
なので、面取りを行ってからもう1度蜜蝋を塗って仕上げます。
【これで完成】
最後に面取りをして仕上げます。
削った箇所は当然、色が元の色になります。
本来なら、もう1度蜜蝋を塗りますが、削った部分が線となり、
アクセントになったので、このままで完成とします。
【中身】
容器とケースは完成したので、直前で中身を入れます。
横浜の中華街で拘りの山椒の粒を購入したものをミルサーで粉砕して
茶こしで薄皮をろ過して容器に入れます。
市販品は薄皮まで入っているので、苦味やえぐみがありますが、個人的な
拘りでこれをろ過します。(グルメの先輩から褒められたので)
餃子の王将が大好きな私は、知り合いの業者に頼んで王将風のデザインで
シールまで作ってしまいました。
容器が8本しか無かったので、各4本分作り、ケースは1つのみ。
これをいくらで販売するか?
容器は3本で110円。山椒は100gで2000円。ケースは端材なので
今回は0円。前回は1本300円、2本で500円で販売して秒殺完売。
なので、今回は強気の1本500円で最初はスタートしたいと思っています。
ここで、クイズです。果たしてこの山椒(赤・青各4本計8本)は
何本売れて、売上金はいくらになるでしょう?
ゼロの場合もあります。結果は後日発表します。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
コメント欄はかなり下の方になります。
それでは、また次回。