【前回からの続き】
今回で完成する予定です。
残りの工程は、前回記載した通りです。
- シャッターの通り道を確認してレールを作る
- 天板の位置を確定させて固定
- 各パーツの固定
- シャッターのストッパーの固定
- 全体の研磨、面取り
- 全体のコーティングで仕上げ
【通り道】
シャッターの端切れの余計な部分を切り取って、通り道を現物確認します。
そのためには、シャッターを挟み込む様にレールを作る必要があります。
仮の位置では大丈夫そうです。
上下にスライドしても引っ掛からずにスムーズに動きます。
でも・・・やはりこのあと問題が発生します。
【各パーツの固定】
底板、側板、背板の固定を行います。
ボンドとビスで固定しますが、ここで更に改良しました。
改良③として、フィニッシュネイルの方が目立たないと思い
ましたが、使用しません。ビスで固定します。
そしてビスの頭を埋めてしまいます。
板の厚みを考えたら、ダボ用(8㎜)では大き過ぎました。
【天板の固定】
シャッターの通り道が確定したので、天板の位置を決めて固定します。
カップやコーヒーなど小物が置ける様に少し段差を付けておきます。
計算ミス?考えが甘かったです。引っ掛かります。
カーブの部分が膨らむので、ここに端材を追加します。
これで、シャッターは膨らまずに済みましたが、新たな問題が発生します。
【ノブの取り付け】
シャッターにノブを取り付けます。中心にドリルで穴を開けて内側から
ビスで固定します。
【ゴールはもうすぐ】
これで、ほぼ全体像が見えて来ました。しかし、これではシャッターが
ガタツキますので、正面にストッパーを取り付けます。
【新たな問題】
シャッターを10枚で作りましたが、どうやら1枚多いようです。
なので、1枚切り落として9枚に変更します。
更に、どこで間違えたのか?自分でも分かりませんが、これが現実。
シャッターがスムーズに動かない。ミリ単位の微妙なクリアランスだと
思いますので、怪しい場所を少しずつ研磨して調整します。
側面の面取りと、研磨で厚みの調整で動きを円滑にします。
かなり苦戦しましたが問題は解決しました。
【天板の固定】
シャッターの通り道が確定したので、天板の位置を決めて固定します。
カップやコーヒーなど小物が置ける様に少し段差を付けておきます。
【全体の研磨】
全体を研磨していきますが、ここで改良④として全体の面取りを行い
ました。ビス穴も目立たなくなり仕上がって来ました。
【最後の仕上げ】
お任せではありますが、色は好みがあるので判断が難しいです。
だからと言って、ご自由に好きな色に塗って下さいなんて失礼過ぎる。
なので、無難に蜜蠟WAX仕上げにしました。
少し色味が出て、自己評価では上出来だと判断しました。(甘いですね)
少し多めにすり込む様に塗ります。
【完成!】
ようやく完成しました。
幅300㎜×高さ300㎜×奥行300㎜なので、通常の食パンなら余裕で
入ります。ヤマザキWソフトにも対応。その他コーヒー、紅茶などは上部に
置くことも可能。これで気に入らないと言われたら、2度と作らない。
それくらい自信のある作品になりました。
【材料費】
簀子3セット(ダイソー)・・・330円
端切れ(ダイソー)・・・・・・110円
ファルカタ材(在庫)・・・・・1850円×1/3=550円(仮)
端材その他・・・・・・・・・・110円×1/2=50円(仮)
(仮)は今回購入していませんが、購入した場合の概算です。
ビスや蜜蝋WAXは「0円」でその他に含みました。
単純に上記明細を足すと、1040円。これが原価です。
ここに「工賃」と言う物と利益が本来であれば足されて売価となります。
ですが、私は素人なので、原価=売価です。
それではダメだと他のスタッフから指摘されるので、前回は購入される方に
価格(商品価値)を決めて貰いました。
今回は事前に1500~2000円くらい掛かるかも知れないと
伝えてあるので、赤字にはならないと思います。
果たしていくらの値が付くか?良ければ予想してみてください。
結果は16日以降に報告します。
ポチッとお願いします。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
コメント欄はかなり下の方になります。
それでは、また次回。