【作業は続く】
毎日とても暑い。外気は体温を越えている。作業場の体感温度は更に暑い。
前回繰り越した作業を継続します。
【忘れていた!】
毎年この暑さ対策のためにあれがあったのを忘れていた!
空調服だ!色々なタイプがありますが、私のは袖無しタイプです。
プロの職人さんでも無いのに格好だけは職人風?
この空調服は見た目以上に涼しいです。扇風機の風が循環しているだけですが
体感温度はマイナス10度くらいに感じます。
【先に塗装】
下側の板の防水対策として水性塗料で塗装後に蜜蝋WAXでコーティングを
固定する前に行います。
乾かしている間に他の作業を進めます。
【高さ調整】
端材を挟んで高さ調整をします。くり抜いた箇所によって有効幅が異なるので
現物合わせで干渉しない様にカットした物を挟みました。
見ての通りです。カッコ悪いですね。この断面に枠を作って取り付けます。
【枠の作製】
枠を作るので、45度でカットして作る「額縁組み」って言うやつです。
全体の研磨は済んでいるので、枠を固定する前に上側の板に防水用にウレタンニス
を塗ります。洗面台が白を基調としているので白く塗装も考えましたが、
手作り感を出すためにクリアのウレタンニスのみを選択しました。
2枚とも面倒なのでウレタンニスにしました。
この後は、高さ調整と枠組みの固定です。
【完成までもう少し】
高さ調整はボンドとピンタッカーで固定します。
固定が出来たら額縁組で枠の固定を行います。
ボンドのみでの接着です。途中の撮影をすっかり忘れてしまい、いきなり固定。
この接着が乾いたら、残りは軸と土台を作れば完成です。
【ラストスパート】
最後の工程、回転台の軸とそれを支える土台を作ります。
軸と言っても、時には蓋に、時にはノブに使っている30㎜の丸棒です。
高さを現物合わせで作ります。土台は、大きさと重さに耐えられるサイズで
端材を使って作ります。
【間違えた】
組み立てる順番を焦った結果、間違えました。早く完成させたかったので、
軸を先に固定してしまった。(最後にすべきだった)
気持ち太いので、微調整をヤスリで研磨します。
土台の大きさは特に気にせず、端材のままの大きさで使いました。
大枠は出来ました。最後に最終調整ですが、その前に再び「気になる」ので
追加作業です。
【また気になる】
枠組みの断面が剥き出しで気になります。対策として「木口テープ」で
隠すことにしました。
軸の動きが硬いので、100均商品を塗って滑りをよくします。
予想以上に滑りが良くなりました。
【完成?】
最後に設置してみての最終確認です。素人考えは安易過ぎて、問題発生です。
ハンドソープが予想以上に重いこと、土台の深さが浅いことが原因だと自己判断。
土台の深さを少し深くして再調整です。
これで完成です。今までやったことの無い曲面加工や金具を使わない回転台の
作製でしたが、大きなミスも無く出来たのではないかと思います。
更に、洗面台の掃除も一緒に出来て私にはおまけのメリットもありました。
しかし、早くもネタ切れです。次に何か作ろうと思い付くものがありません。
無理に作る必要も無いので、新たな切り口を探します。
【質問の件】
昨日の記事で、私の使っている差金が何か特殊なものか?(一般的なものと違う)
何が違うのか?私なりに確認しました。
おそらく差金には色々な機能があり素人用からプロの職人さん用まで幅広いです。
一般的な物は、表側がミリ表記で、裏側は表側の√2倍した目盛りで表記されます。
更に、妻手と言われる短い方の内側に円周尺と言われる目盛りがありますが、
私が使用している差金は、表も裏も、長い方も短い方も全てミリ表示のみ。
一言で言えば、「素人初心者用」です。職人さんは尺、寸と言った単位で採寸する
ので必要な機能ですが、素人の私にとっては間違えるだけなので、不要の機能です。
言われて気付きました。使いこなせる方には必要だと思います。ミリ表示だけで
私は十分です。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
コメント欄はかなり下の方になります。
それでは、また次回。