【完璧はまだ先】
以前より、「トースカン」らしきものを作り、自分用に使い道を変えて
オリジナル治具として加工してみましたが、イメージ通りには行かず苦戦。
問題点を抽出して、1つずつ改善していきます。
【改善①】
先ずは、切断後の缶を再度加工をする時に、アルミ缶が柔らかく力が掛から
無い。この点を改善します。
くり抜いた端材を2枚重ねて、鬼目ナットとボルトで取り付けます。
それを、更に端材と接合して補助具として使用します。
これを缶の断面に入れて使ってみます。
これで、1つ目の問題は改善出来ましたが、これで完了ではありません。
【改善②:切れない】
カッターナイフの刃を新品にしても切れません。接点と力加減が問題の原因です。
刃の出し入れが簡単で、しっかりと押さえて力が掛かる様にしないと
当然ですが、切れません。
これでは、思ったほどの力が掛からず線キズ程度にしかなりません。
なので、この位置に刃だけを設置することをやめて外しました。
刃の調整が簡単に出来る様になり、少し時間は掛かりますが、切ることが
出来る様になりました。
ビスを少し緩めることで、刃が入り固定も出来ます。
作業台とカッターナイフが接することで安定します。
不格好ではありますが、これで本体の改善は完了とします。今後新たな改善点が
出た場合は、随時改善します。
【試し切り】
アルミ缶とは言え、曲面なので簡単に切ることは、私にとっては難しい。
自分なりに改善してみたので、切ってみます。
まだ完璧ではありませんが、以前より簡単に、より真っすぐに切れました。
後は回数を重ねて行けば、よりスムーズに切ることが出来ると思います。
【改善③:繋ぎ部分】
缶の高さを短くするために切断した上下のパーツを繋ぐために余った部分を
加工します。前回はハサミで強引に切ったことでガタガタになり失敗しました。
これを塗装の継ぎ目の線に沿ってハサミで真っすぐ切ります。
すると、クルクルッと巻物状態になります。これを板にテープで貼り付けます。
綺麗に上下が真っすぐに切れて、ガタツキは全くありません。
そして端を1㎜程度切り落として、テープで仮止めすれば繋ぎの完成です。
【パーツが完成】
今回は練習なので、繋ぎの高さ調整をしていませんが定規で切るだけなので
簡単に調整は出来ます。
一応、形にはなりました。
【改善完了?】
今回は、作るのでは無く、作るための「準備」なので、試作品は傷だらけ
ですが、気にしません。使うなら塗り直すのもありです。
作ってみて思ったこととして、蓋になる部分はもう少し長さを確保すべき
でした。(あと5~10㎜くらい)これも改善点の1つですね。
今後は、アルミ缶(350ml、500ml限定)の直径が限られますが、何か便利な
小物入れが作れそうです。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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それでは、また次回。