【追加依頼】
私は、お世話になっている方からの依頼は基本断らない。
内容がどんな無茶ぶりであっても「やります」「大丈夫です」など
前向きな返答をしてしまいます。時には未経験でも「得意です」とか
危険な発言もしてしまうお調子者なんです。
前回の記事では、ボスにプランターを届けて合格を頂きホッとした
のも束の間で、無料で大量の板を頂き、暫くネタが尽きることが無い
くらい「プランター作り」に専念できそうです。
【私は素人】
具体的に、いつまでに何台必要とは言われていませんが、大量の材料を
無料で頂いていることもあり、1台や2台で済むとは思えません。
なので、急いで作ることはしませんが、なるべく多くの台数を作りたい
のですが、私は素人なんです。職人でもありませんし、作業場も狭い。
でも、依頼されているからにはベストを尽くします。
【事前確認】
デザインや大きさは、前回と似たり寄ったりになると思いますが、
作製するのに必要な物はなんだ?
- 木材 ⇒無料で大量に入手済み
- 塗料 ⇒ボスの好きな「秘伝のタレ」がある
- やる気⇒私次第・・・十分あります
必要な物は揃っている。さあ、ゴールが全く見えない長い旅の始まりです。
【目標】
何事も「計画」が必要ですね。5W1Hなどで考えたり、PDCAで考えたりと
しますが、今回はほぼフリープランです。なので台数目標など具体的な
数字など一切ありません。これでは流石に進捗チェックも出来ないので、
ザックリですが、イベント日と納品スケジュールだけ考えました。
4月13日時点で4台納品済み
4月20日:4月度自治会フリマイベント
5月18日:5月度自治会フリマイベント
6月7、8日:ボスの個別イベント
6月15日:6月度自治会フリマイベント
直近では、5回イベントが予定されています。
ボスの販売力から5台や10台なんて直ぐ無くなると思うので、
4月末までにあと15台、5月末までに25台、6月上旬までに6台
を目標に作ることが出来れば、全部で50台になります。
ゴールデンウィークも旅行もゴルフも予定は無いので、ここで一気に
作り上げれば50台目標も不可能ではない。逆にここでサボったら
50台は達成できない。いつまで私の「やる気」を保つことが出来るか?
でも、依頼されたものを作るのは楽しいですね。
いやいやで作るのでは無いのと、材料に余裕があるので気が楽です。
【作業開始】
頂いた木材を使って、1台作ってみます。
作る工程は毎回同じなので、かなり割愛しますがご了承下さい。
ご存知ない方は前回の記事でご確認をお願いします。


杉の板ですが、色味もいい感じです。
先ずは全体の研磨からですね。

お約束の「古木感」を出すために、軽い研磨で十分です。

前回ボスに納品したところ、ギリギリ鉢が入らないこともあったので、
少し大きめに切ってみました。
【組み立て】
板の幅が210㎜と大きいので、調整してカット。そして接合。



釘の跡が気になるので簡易パテで埋めます。

小さい跡なので、ほんの少しだけボンドを付けて上から大量に発生した
木くずをかけて完成です。殆ど分からないくらいです。
【底板の取り付け】
追加依頼の内容では、鉢植えを収納する「プランターカバー」として
なので、水抜き用の穴加工が不要になりました。
前回はどちらでも対応できるようにしていましたが、今回はカバーなので、
更に工程が1つ短縮できます。底板は風通し用の隙間を両端にあれば
十分なので、最初の板をダイレクトに貼れば良さそうです。


底板もボンドとフィニッシュで固定しました。
脚をどうするか?この時点で未だ決めていません。
【塗装】
塗装は、ボスのお気に入りの「エイジング塗装」で自作「秘伝のタレ」で
塗ります。




古木感が出ている気がします。
【タレが無い?】
手作りの秘伝のタレを使い過ぎてしまい、在庫が少なくなっています。
前回、初めて作った時も約1週間の熟成期間が必要だったので、
今回は早めに第2弾を作ります。
継ぎ足しだとかなり薄くなることが予想され、時間が無駄になると判断し、
新たに作る方法を選択しています。







これらを全て入れて1週間放置すれば秘伝のタレが出来るはず。
作り方を公開している時点で「秘伝」では無いですね。
良かったら作って使って下さい。

酢が新品1㍑全部入ったので丁度良かったです。
もしかしたら、酢の量と金属の比率が合っていないかも知れないので
同じ色にはならないか?もっと時間が掛かるかも知れません。
【完成?】
プランターカバーなので、脚を付けずにこれで「完成」にしてみるか?
安定させるためにも何かしらの脚は付けるべきか?
これからも沢山作って行くので、今回の脚問題は先送りです。
いずれ、脚だけ纏めて作る時が来ると思いますので、その時に考えます。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
それでは、また次回。
