【続き】
前回、完成まで辿り着かなかったので、今回は1箱目の完成まで
行きたいと思います。
【研磨から】
材料を最初に切り出す前にザックリと全体を研磨してザラザラを
無くしておきましたが、もう少し手触りをよくするために、
番手を#240にして更に研磨します。

残りのパーツも全て研磨しました。これだけでも疲れますね。
【その前に】
今回の作製に関しては、今後も増産する可能性もあるので、この時点で
組む前に既に切り出したパーツのコピーを作っておきます。
寸法を毎回測るのではなく、実物をスライド丸鋸の刃に合わせることで
ズレも無く、手間も無く、簡単に切り出せます。
マスターとするか?2箱目の材料として使用するか?
1箱目にが完成した時に決めますので、作業を進めます。




一部は1箱目の残りのパーツとして使用します。
残りは、2箱目を作ることが出来るだけの材料です。
【あれれ?】
仮組みをして接合する向きと位置を確認した時です。


さっきまであった節がいつの間にか取れて穴が開いています。
無視する?・・・否!直す。これは簡易パテで埋めよう。



少し多めににパテを盛ります。(乾くと痩せるため)乾くまで時間が
掛かるので、先ほど切り出した同じパーツを使用して先に進めます。
【上部組み立て】
最初に下部を組み立てた時と同様に、固定する前に内側になる部分は
先に亜麻仁油を塗っておきます。



【何故だ?】
同じ幅で切り出して4隅を合わせて貼り合わせたのに、何かおかしい。

撮影が下手過ぎてフラッシュで反射していて分からないですね。

予期せぬ出来事です。板の幅が違って段差が出来ています。
どうやらこの1枚だけサイズが違っています。
1㎜程度ならヤスリで研磨しますが、少し段差が大きいので、ここは
鉋である程度削ってからヤスリで調整します。

これで、上部、下部の枠が出来ました。
次は、上下を繋ぐ「支柱」を作ります。
【支柱作り】
支柱と言っても簡単なものです。2枚の板をエル型に貼り合わせるだけ
です。

これを4つ作って、外側になる部分は面取りをしておきます。
【組付け】
ゴールはもうすぐです。
上下のパーツを組んでみると・・・



最後に外側にも亜麻仁油を塗って仕上げます。
【1箱目完成】



これで、1箱目は完成です。
2箱目も一気に作る予定でしたが、いつもの「千代の富士」登場で
断念。次回は2箱目が一気に出来る内容になると思います。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
コメント欄はかなり下の方になります。
それでは、また次回。
