【治具の作製依頼】
久しぶりに友人が遊びに来ました。突然の訪問なので、何かあると思いつつも
雑談をしていました。その後私の予感は的中、どうやら治具を作って欲しいとの
ことらしく、違和感なくヒアリングを開始することになりました。
【依頼内容】
何を作るのかを聞いてみると、「センターファインダー」がどうやら欲しいようで、
毎回のことですが、断りも無く私の狭い作業場を物色し始めます。
端材で作ることは出来るので、大きさや長さを聞いていても、
「あ、これでいいや」と以前私が作ったセンターファインダーを見つけて
一言、「サンキュー」って何かおかしくないか?
中心部には一般的な鉛筆(約7㎜)が入ります。幅の広い、狭いで2種類の
位置にダボを差し込み使う事が出来ます。
これはそこそこ使用頻度はあり、気に入っている治具でもあるのですが、
友人曰く、「また作ればいいじゃない」と気楽な発言。
まあ、折角遊びに来てくれてその日に渡せるのがベストなので、
「どうぞお持ちください」と手渡しました。
【自分用を再度作る】
ということで、もう1度自分用を端材で作ることになりました。
最近は、いろんな治具を作っていたので今回の様に再度作る時は、
かなり作業時間短縮の短縮と作業が簡単になりました。
この丸棒をどうやって使うのか?
ヒントは、鉛筆を挿す中央の穴は7㎜、丸棒の直径は8㎜です。
さっぱり分からないですよね。
正解は・・・直径8㎜の丸棒をベルトサンダーを使って7㎜の丸棒にする。
で、その棒をどうするのか?
捨て板にも7㎜の穴を開けて串刺し状態にします。すると画像でも分かる通り、
中心(鉛筆の穴)から左右等距離に穴を開ける事が出来ます。
すると、中心がズレません。
これを内側と外側、計4か所にダボ用の穴を開ければ完成です。
【完成です】
あっという間に出来ました。
精度も良く、材料費はほぼゼロ円。金属ステーなどを使ってもっと制度の高い物を
作る方も多いですが、私の基本は「端材で作る」「お金はなるべくかけない」が
モットーなので今回もこれで十分です。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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それでは、また次回。