【金属加工】
普段は木工作業しかしない私が(木工もまともに出来ていませんが)
面倒な作業を簡単にするために金属加工で治具を作ることに挑戦します。
【どんな治具を作る?】
私が作るレベルなので、複雑な物ではありません。
現在、私が欲しい治具は「ノブ」と「ボルト、ナット」が簡単に加工できる
治具が欲しいのです。
今回は、ナットを簡単に埋め込むことの出来る治具を作りたいと思います。
M6用のナットを毎回鉛筆で縁取りをして、鑿で切り込みを入れて加工する。
この手間をもっと簡単にしたい。これだけの理由です。
【材料と道具】
必要な材料は、全てM6サイズで
- 長ナット×1個
- ナット×1個
- 適当な長さのボルト×1個
使う工具は、
- ボール盤
- ステップドリル
- ヤスリ
の予定でしたが、ステップドリルは持っていないので、ダメ元で皿取ビットで
加工してみます。鉄工用のヤスリも無いので、砥石で研磨してみます。
【大丈夫そうだ】
長ナットの素材はステンレスだと硬くて専用の工具が必要らしいのですが、
違う素材の物を使って、軽金属なら使えるらしい皿取ビットで加工してみます。
強烈な摩擦が発生するので、機械油を挿す必要があります。ネットで調べると
簡易的な作業であれば、潤滑油でも大丈夫との情報アリ。
私の在庫では、「CRC556」が該当しました。
【バリは砥石で】
皿取ビットも無事で、ステップドリルを買わずして済みました。
今度は砥石でバリを取ることが出来れば金属用ヤスリを買わずに済むので
これもダメ元でやってみます。
以前、鑿を研いだ時の砥石の他にかなり昔に頂いて使い道の無い砥石#400が
新品でありましたので、これを使ってみます。
予想以上に簡単にバリが取れたので、ヤスリも買わずに済みました。
【加工は終了】
もう完成です。あとは使ってみて確認します。
釘を打つように、ハンマーで叩き込みます。
すると、一撃で6角形の切り込みが出来ます。これを鑿で削るだけです。
【完成です】
ステップドリルも鉄ヤスリも買わずに済んで完成しました。
今回は、「M6」用で作製しましたが、必要に応じてサイズを変えて作ることも
可能です。今回無事に完成したので、これを使って今度は「ノブ」を作ってみます。
鬼目ナットを使うより安く作ることが出来るので有難いです。
ということで、本日はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
読者の皆様のコメントをお待ちしております。
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それでは、また次回。